リズムの波に乗ってたくさんの手のひらが太鼓の皮の上を泳ぐ。 障がいを持った方たちの施設「丹頂の園」の音楽クラブに、アフリカの太鼓「ジャンベ」を担いで川口さんがやってきた。みんな、思うように動かない躰を鼓動にあわせて、めいっぱい揺らす。 「どんな人にもできる、言葉のかわりに自分を表現する方法なんだ」。だから、みんな一緒に叩きたくてしょうがない。気付けば人だかりができていた。「太鼓って人の心をつなぐ道具にもなるって分かってきた」。 小さな発見―今、自分にできること。 |
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