チャレンジ隊の人・声・街をつなぐ サクサク情報 おしょーゆマガジン

じゅう箱のスミ

2004.FEB

VOL.01


E-mail >HOMEじゅう箱のスミWebVOL.1>お題でドン!

ガンバル人に聞いちゃいました お題でドン!

今月のお題

活動のきっかけは?

NPO法人わたぼうしの家 工藤洋文さん

もともと野球、ホッケーなどスポーツ党。市民活動とは無縁でした。10年程前自宅がある美原地区で、植樹活動をすることになりました。家の周りに木がいっぱいあったら気持ちがいい―という簡単な動機でしたが、児童館の子供たちと一緒に、春採公園でどんぐりを拾い大切に育てた苗木を、皆の手で植え込んだ時、どこかにやってもらうのを待つだけじゃなく、私達住民も自分の手で暮らしを変えることができるんだ、という達成感がありました。

それが市民活動に目を向けたきっかけでした。その後出会った様々な人の夢に引っ張られ、自分も“縁の下”でそれを支えたいと思うようになりました。住民が、住民の力で、街をつくる―そんな地域づくりを実現したいです。

グループホームの運営のほか、託老、ボランティア育成、住民とお年寄りの食事会、家族介護教室などを行っています。
4月からは「わたぼうしの家」(旧ふくしま医院)で毎週月曜「地域食堂」がオープン。300円定食(要予約)で待ってます。
問い合わせ:NPO法人 わたぼうしの家 (0154)41-6144

シクロ・プロジェクト 天内武範さん

大学時代、地域活動には全く興味がなかったのですが、3年の時にゼミで札幌の芸術の森のガイドボランティアを調査しました。子育てが終わり自分の時間を使いたいなど動機は大げさなことではないけど、どんどん学び取り成長しているみなさんの姿に驚きました。活動をしている方たちは、自分を磨き続けているから、か共通してしなやかで温かい。その方たちとは今もおつき合いが続いています。それが地域活動に目を向けたきっかけでした。

今は自分も活動をするにようになりましたが、もっと地域に、ボランティア=無料奉仕ではなく、事業や商売も生み出す力があるんだということを定着させたい。住民の自己実現?が、街の次の産業も育てていくと思っています。

ベトナムの伝統的人力三輪車「シクロ」の響きが「釧路」に似ていることをヒントに、オリジナルシクロを釧路の観光シンボルにしようという試み。昨年スタートし大好評。
今年も5月から運行予定だ。目下、ドライバーを大募集中。走る釧路の顔になろう!
問い合わせ:天内

サンアビリティーズくしろ 篠野亜希子さん

きっかけは、ほんのささいなこと。フジテレビの24時間テレビで知的障がいの人の様子を見て興味を持ちました。そんなことを知人に話したら、知的障がい者のデイサービスを知らされ、軽い気持ちでボランティアに行くようになりました。もともとスポーツが好きなこともあって、デイサービスのメニューでサンアビリティーズくしろに行った際、障がい者のスポーツの存在を知り、サポーターとしてお手伝いするようになりました。

たとえ言葉がなくても、スポーツは障がいの壁を乗り越えて心が通じ合える素敵なモノ。そんな瞬間をいつも実感しています。

もっと多くの方々に気軽にチャレンジしてもらえるためのお手伝いをこれからも続けていきたいです。

サンアビリティーズくしろでは、様々な障がい者スポーツ指導をおこなっています。一般の人が知らないユニークなスポーツもいっぱい。
専門の指導員の他にサポーターと呼ばれる一般の人たちが指導のお手伝いをしています。
問い合わせ:小林

障がい児学童保育・なかよしクラブ 小泉麻友さん

高校時代に養護学校が舞台の映画「学校2」で、障がいを持った生徒たちと向き合う先生の姿に感動し、障がい児に関わる活動をしたいと思いました。

私は特殊学級のある学校に通ったことがなく、障がいを持つ人と接するのは初めてでした。最初は、子どもたちが話してくれないので悲しかったけど、先輩に「それが障がいなんだよ」と教えられました。仲良くなって一緒に遊ぶようになると、それは小さなことで、他の子と何も変わらない、平等だと分かってきました。

紙芝居や、人形劇など、地域の色んな団体とも交流して、ここの子どもたちにも、もっと楽しい機会をいっぱい提供したい。そして、他の団体の人たちにも、なかよし?の子どもたちのことを、理解してもらいたいです。

「なかよしクラブ」は障がいをもった子どもたちと、釧教大の障害児教育研究サークル「柊(ひいらぎ)」が、養護学校や小中学校特殊学級に通う子どもたちの遊び場を、毎週金曜日午後1時半から4時半まで城山小に開設しています。
キャンプや、潮干狩りなどの野外活動も盛り沢山。地域のみなさんとの交流もしていきたいです。見学可。
問い合わせ:兼山

白樺花いっぱい運動の会 高橋好一さん

5年前から、白樺台の沿道をキンレンカで飾る「花いっぱい運動」を行っています。人口が減少してきた白樺地区のことを「ゴーストタウン」と言われたのが悔しくて、きれいに飾ってやろうと思ったのがきっかけです。地域の婦人部がバザーの収益で種を買ったことを始まりにどんどん輪が広がり、今では、小中学校や保育園、まりも学園など地域総出の活動となりました。

一緒に土を起こし種をまき、草とりをした子供たちが、道で自分から挨拶してくるようになりました。花を植えているだけなのに「最近の白樺、頑張ってるね」と外の人からほめられるようになりました。住む人が一緒に何かに取り組む姿が、花よりもきれいに街を飾るんだと、分かってきました。

白樺台団地入口から白樺台小学校までの通りに、毎年、キンレンカとマリーゴールド約1万株を植えています。
5月中旬から土おこし、種植え、草とりなどを始め、7月には通りが花でいっぱいになり、11月まで楽しめます。
問い合わせ:高橋

くしろ『地球村』 林のぶこさん

地球温暖化の原因の二酸化炭素の半分が家庭から出ていると地球村の講演会で知ったのが、53年間家事に専念していた私が「勉強したい」と思ったきっかけでした。私たちの豊かな暮らしの裏で、温暖化や森林の減少により、深刻な水不足に苦しむ人たちがいる事を知り、私にもすぐできる、家庭内でのちょっとしたエネルギーの節約を心がけるようになりました。最初の1年間で、金額に換算して6万円もの節約になっていて驚きました。

今では、身近な事から等身大で取り組む活動から学び、様々な活動をする人々との出会いの場も増え、私の世界も広がりました。毎日の暮らしの中にたくさんの自分らしい楽しみを感じています。誰にでもできる小さな気づかいが、安心して暮らせる未来の環境づくりにも役立つと、たくさんの人に実感してもらいたいです。

NPO法人ネットワーク『地球村』を母体とし、地球環境保全=世界平和を目指し、自らが学び、実行するための知恵を貸しあう活動をする。ネットワーク『地球村』代表の高木氏の講演会なども企画する。
問い合わせ:林

各掲載内容の連絡先につきましては、個人宛になりますのでここでの公表は控えておりますチャレンジネットワークボランティア事務局までFAX又はメール等でお問い合せください。
連絡先 FAX:(0154)22-7363  E-mail:jubako@web-p.jp


−VOL.01 表紙に戻る−


Copyright(c)2001-2005 Challenge Network Vollunteer Action All Rights Reserved.