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じゅう箱のスミ

2004.FEB

VOL.01


E-mail >HOMEじゅう箱のスミWebVOL.1>トシくんの 教えて!! じむきょくちょー

チャレンジ隊トシくんの  教えて!! じむきょくちょー

考えてる?“もしも”の安心と責任 −ボランティア保険−

Q:チャレンジ隊のトシ君はある日、車いすのおじいさんとの散歩ボランティアに出動。楽しく歩いていたけれど、坂道でつまづいて、おじいさんごと転がり落ちてしまいました。二人とも手足は血だらけ。介助は初めてだったけど、こんな危険、考えてもいなかったトシ君。楽しくて友達も増えて、喜ばれたりもするボランンティア。でも、時にはこんなことも…。

A:涙顔のトシ君の前に笑顔で現れたのが、チャレンジ隊のサカタ事務局長。「大丈夫。トシ君にはボランティア保険をかけてあるから二人には補償が出るよ。しっかり治療を受けてね」。

ボランティアに頑張るあなた、「もしも」の責任、考えていますか?ボランティアは初心者でもできるけど、気軽さを無責任とはき違えると、親切が「おせっかい」になることもあります。

トシ君の「もしも」を助けてくれたのは全国社会福祉協議会の「ボランティア活動保険」。例えばあなたが「清掃ボランティア中に転んでひざを切った」、「活動に向かう途中で車にはねられた」、「活動中に食べたお弁当で食中毒に」―という時を補償してくれるんです。

相手への「もしも」も考えます。例えば「お年寄りの入浴介助中に、手が滑ってお年寄りの骨を折ってしまった」―これはトシ君のケースと同じですね、「家事ボランティア中に、花びんを割っちゃった」、「自転車で活動に向かう途中で男の子にぶつかり、ケガをさせてしまった」。そんな時は、おばあちゃん、花びん、男の子が補償対象。加入は団体でも個人でもできて、掛金は一人、年間たった300円から700円というからオドロキ!!

釧路市ボランティアセンターで昨年度、この保険に加入したのは81団体。適用は、活動の行き帰りでの事故が中心で、中でも一番多いのが「ツルツル道路で転んで、ケガをした」ケース。氷都釧路なら、誰もに起こる「もしも」ですね。「活動のために福祉施設に入ろうとしたら玄関の前にネコがいて、頭をなぜたらひっかかれた」なんていうのも、補償されたそうです。

楽しく活動するための「安心と責任」あなたも考えてみませんか。


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