「出店料の一部は△△へ寄付します!」。
福祉団体への寄付を掲げた、ひと味ちがうフリーマーケット「がれーじせーる」。主催の山内ゆき子さんは4歳と1歳の女の子の、立花晶子さんは3歳の男の子のおかあさん。子育て真っ最中ならではの発想でマーケットを展開中だ。
通路はベビーカーを押しながらでもらくらくのスペースを確保。子供たちには、風船やあめ玉などのプレゼントもあげちゃう。小さな子供を連れたおかあさんたちにも、ゆっくり楽しんでもらいたいからだ。「マーケットを通し、釧路の街づくりに何か協力ができれば」と始めた、寄付活動も、街への“親心”かな。
ユニフォームを作るほど入れ込むお二人だが、子供連れのお客さんが多いから、楽しいマーケットの最中も、お留守番の「うちの子」のことが頭に浮かぶ。「家に戻ると一番にギュッと抱きしめて、いつもよりも何倍も優しくしちゃうんです」(山内さん)というから、案外、お二人の子育ての?隠し味?は、このマーケットかもしれない。
苦労話をきくと「好きなことをやっているので、ありません!」ときっぱり。おかあさんて、やっぱり強い! (高橋英子)
Photo:マーケットに来た子供達に風船を配る山内さん(左)と立花さん(右)
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