市民活動応援マガジン「じゅう箱のスミ」9号の表紙に登場した、津別町で私設美術館「シゲチャンランド」を主宰する立体造形家シゲチャンこと大西重成さんを釧路まで呼んじゃいました!シゲチャンを先生に道立釧路芸術館で開催した、じゅう箱ワークショップ「シゲチャンとコルクアートで遊ぼう!」。乳母車の赤ちゃんから70歳まで、1日がかりで熱中した、紙面を飛び出した「じゅう箱ワールド」、のぞいてみない?
子どもも、三世代も
集まったのは約30人。山口知子さん(21)、佳恵さん(43)、阿部恵子さん(73)は親子三世代で参加!おばあちゃんがコルクで作ったのは、お相撲の「琴欧州」。よく見ると手にはご祝儀。やるなあ…。
これな―んだ?!
材料はワインやシャンパンのコルク。釧路市内のレストランなどが提供してくれました。う〜ん、ボジョレーのいい香りも。コルクを針金でつなげて、布や羊毛で飾りつけ。瓶ビールの王冠も大事な小道具だ。決まったやり方なんてありませ―ん。自由な発想で作っていくだけ。それがシゲちゃん流。ただし丈夫であること。「すぐ壊れる物は捨てられちゃう。もともと、ゴミを捨てないで―っていうのが発想だから」とシゲチャン。「ねぇ、これ何に見える?」。会場のあちこちでそんなヒソヒソ声が。
いろんな発想が面白い!!
「作りたい物がどんどん思いついて面白かった!」とは、一人で参加した平野宏一郎君(10)、会場で仲良しになったのは、こちらも一人で参加の荒井康司さん(54)。「ふだんはアートなんてやることないんですが、これなら挑戦できるかな―と思って参加しました。年齢層が広かったから色んな発想が面白かったな―、僕のは平凡だったけど(笑)」と言う荒井さんが作ったのはヘビとタンチョウ。さぁ、どれでしょうか?
コルクアート、冬休みの工作にいかが?!
津別町の森の中に大西重成さんの造形物が作り出す異空間「シゲチャンランド」は、残念ながらただ今、冬期休館中。HPでなら様子がわかるよ。アドレスは
http://www9.plala.or.jp/wl-garden/sigechanland/「じゅう箱ワークショップ」、これからも予定満載。こちらもHPで随時お知らせしま―す。こちらは
http://jubako.web-p.jp
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