「若い世代が釧路で自分のやりたいこと、輝ける場所を見つけられたら、この街はもっと元気になるはず!」というアツーいメッセージに街角で出会った!12月3日と4日にフィッシャーマンズワーフMOOで開催する、若者たちの創作アクセサリーやグラフィックなどを集めたアート展「ART PLATE2005」のプロジェクトメンバーたちだ。「みんなが楽しめる色んな受け皿、増やしたい」と彼女たちが作り始めたPLATE(皿)の盛りつけはどんなの?本番を前にチェック!
輝く方法、いっぱいある!
この企画を立ち上げた小玉陽子さん(23)と菊地千華さん(22)。釧路出身で、現在は札幌市在住。高校時代は2人で長さ10?のグラフィックを描いたことも。「札幌じゃなくて、釧路でやりたかった。ここでもっとみんなが輝く方法、いっぱいあるはず!」と声を揃える。イベントのポスターは小玉さんが手がけ、札幌から釧路に戻り、2人で飛び込みで手配りして歩いた。
小玉さんは自作グラフィックのポストカードを、菊地さんはシルバーアクセサリーを出品する。
自分を“創造”したい
イラストで参加の大門良実さん(22)は2人の高校時代の同級生。もともとのジャンルは“マンガ”。2人のアートとは方向性は違うが、この企画の誘いにすぐに乗った。「マンガとは違う、自分を“創造”するような取り組みもしてみたいと思っていた。アートにかかわらず、そういう気持ちを持っている人は釧路にも沢山いるはず。人材の宝庫なのに、才能を引き出す場が極端に少ないな―と以前から思っていた。まだ小さい活動だけど、自分たちにできることから始めたい」。
同世代から刺激
「今までは大学の中に閉じこもっていたけど、世界の違う同世代と接して刺激を受けています」とは道教育大美術部の成田彩美さん(20)。作品はポストカードとしての販売にも挑戦する。「ほかの方の作品も個性的で、一緒に並ぶことが学内とは違う緊張感。作品を買ってくれる人がいたら素直にうれしいです」。
なんとな―くも磨けば才能
今回の出展者は7人。「なんとな―く続けてきたことが、実は磨けば才能だったりする。それに気づくための場所を作っていきたいんです」と企画した菊地さん。次回は来春を予定。あなたの隠れた才能も盛りつけてみない?
「ART PLATE2005」は12月3日と4日の午前10時〜午後7時まで。MOO1階のパン屋さんの隣で行います。単発のイベントではなく、年間を通したプロジェクトとして進めていく計画です。メンバー募集中!問い合わせは
http://city.dokyun.jp/DK.php/244396へ。
週刊じゅう箱のスミではバックナンバーもHPで掲載中。見てネ。
http://jubako.web-p.jpだよ。
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