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【VOL.71】 道東管隊編・はじけてみよう!


 いつもはひっそりと静まりかえる夜の公園でナンダナンダ?ファンキーでソウルフルな音楽が―。テント小屋の中をのぞくと、ステージの上に不思議ないでたちで手に手に楽器を持った人たち。身につけた真っ赤な手ぬぐいには「道東管隊」の白い文字。超満員の観客は総立ちだ。「カッコよくてパワフルで、でも自分たちが一番楽しめちゃうお祭りをしようっ!」と集まったメンバーはおよそ20人。この不思議な集団の正体は?彼らのデビュー戦に潜入!


スーツ姿に看護婦さん、うさぎちゃんにアフロヘアー。楽器を持っていなければ何の集まりか分からない人たちが所狭しと並んでいる。8月17日、釧路市の栄町公園、特設野外テント劇場に現れたのはサックスやトランペット、トロンボーンなどのホーンセクションが20名以上もいる集団、その名も「道東管隊」。
 この日は記念すべきデビュー戦。ホーンが一斉に放つ音に会場全体がいっきに沸き立つ。

押さえられないこの気持ち!?




 結成を企てたのは、ジャズバンドなどでも活躍中の“岡やん”こと岡田俊哉さん(33)。「目的その1、管楽器の格好いいところをみせたーい。その2、楽器でお祭り騒ぎがしたかったぁ〜」。
 メンバーには「普通の服装禁止!」というお達しを出した。本人も着物で登場し、誰よりも体と顔をゆさぶり演奏する。どうやら隊長のこのテンションの高さがポイントらしい。

普通の服装禁止!




 「ふだんは真面目で大人しい人たちに重点的に声をかけた。“はじける”楽しさ教えたかったから」と岡やんがニヤリ。
 男性陣をドキドキさせた白衣姿のお姉さん。実はコスプレじゃなくって、普段は真面目な本物のナース。「次は網タイツもはいちゃおうかなぁ―」だって。はじけたかな?
 「やってみたい一心で参加しました。客席が近くてすごい迫力。もっとうまくなりった―い」
 ぶっつけ本番で飛び入り参加したアルトサックスの横山志織さん(18)は現役高校生。いつもはできないこんな向こう見ずな挑戦も、お祭り騒ぎの成せるワザかな?

勢いさえあればOK




 カツラをかぶりもくもくとベースを刻む永松淳さん(37)。普段はとても堅い職場に勤めているそう。「知らない者同士でも楽しめるのがこのバンドのいいところ。ステージはとにかく気持ちいいしね」。年齢も仕事もバラバラ、でも音でつながるんだ。
 「楽器が下手でも勢いがあればOK。メンバーはいつも募集中」という隊長の言葉に、ちょっとはじけてみたくなった取材班だったのでした。


体の芯からお祭り騒ぎ楽しもう!!



「道東管隊」は9月18日日曜日、標茶町多和平カントリーフェスにも出演決定!メンバーは随時募集中。興味のある方は隊長岡やんまでメールでどうぞ。練習はだいたい日曜日の午後やってます。見学自由!道東管隊ホームページはhttp://homepage2.nifty.com/T-Okada/

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