アートの世界のお手伝いをしながら、みんなで勉強会をしたり研修旅行に出かけたり。しかも展覧会がみられるウレシイ特典付き。この楽しくってとってもお得な活動を展開しているのが、釧路市立美術館のアートギャラリー協力会だ。「どんなに大変なことでも好きだからなんとか続けられる」ってよくいうけど、ここのメンバーは「美術が好き!すごく楽しい!」ってみなさん笑顔で答えてくれた。どんなことしているのかな!も魅力のひみつ探してみよう!
さすがはお洒落、アートだね
部屋いっぱいに広がるラベンダーの香り。その中で会員さんたちが真剣な面持ちで何か作っている。一体なんだろう?この日はドイツ人のシュテックレ・コニーさん(47)を講師に迎えてのキャンドルホルダー作り。色画用紙を使った六角形や波形のカラフルなキャンドルホルダーだ。「ろうそくの灯がともると六角形の上に星形が浮かんでとてもきれいです。表面にアロマオイルを染み込ませているので良い香りがしますよ」へー素敵。でもちょっぴりムズカシそう。
好きだから変わらず15年
「今日習った事をしっかりおぼえて今度は私たちが先生になって一般の会員さんたちに向けてお教室を開くんです。おもしろそうでしょ」と、アートギャラリー立ち上げ当初から会員として活躍する多胡園恵さん(62)。15年間変わらず活動を続けてこられたのは、ひとえに「美術が好きだか
ら」。
現在会員数は約450名。その中でも運営に関するお手伝いをする会員が約50名ほど。アートギャラリー協力会はこうした「美術が好き」のアツイ会員さんたちで支えられている。
楽しみは研修旅行
「でもね一番の楽しみはみんなで行く年一回の研修旅行。道内外の美術館巡りをするの。普段は見られない特別な場所にもいけるんですよ」とは副部長の泉桂子さん(60)。さすがアートギャラリーならではのちょっぴり贅沢な企画。
魅力は参加型
「展覧会を見る特典の他に参加型のメニューを少しづつ増やしました。ここ1年で会員も増えました。おすすめです」と事務局の佐武英治さんも太鼓判。体験してわかる楽しさってあるよね。美術の世界がぐんと身近になったみたい。
「キャンドルホルダー、作ってみたいなぁ」と言うと笑顔でドイツ語(!?)の説明書をくれたコニーさん。会員になって教室に参加してみようよう!と密かに心にちかう取材班なのでした。
アートに参加しよ―
「アートギャラリー協力会」って言うからお手伝いの会かと思ったら、特典がいっぱい。会費は一般が2000円、大学生以下500円。特別展は各2回まで、常設展は何度でも見ることができる。図録や販売品も会員特別価格で買えちゃう。そのほか年2回の研修旅行、随時開催される講座などに優先的に参加できます。道立芸術館との共通会員もあるよ。問い合わせは0154―41―8181まで。随時、会員募集してま―す。
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