お昼の国民的人気番組、フジテレビの「笑っていいとも」の増刊号に、なんと我らがくしろゆび相撲が出演、19日に全国放映されたのだ!今回、この釧路発祥の「心と肌のバリアフリースポーツ」をしょって立ち、釧路から東京のスタジオに向かってくれたのは、9月の「全日本ゆび相撲選手権大会」のチャンピオン寺山博道さん(33)と、準チャンピオンの引木剛さん(44)。くしろゆび相撲は全国に羽ばたくのか―。東京のスタジオアルタに同行リポート!
選手権3連覇のゆび王者
東京に乗り込んだ2人とくしろゆび相撲の縁は深い。2001年の第2回「全日本ゆび相撲選手権大会」団体戦でチャンピオンに輝いたのが2人を含めたチーム「つるっ子マニア」。圧倒的な強さで翌年の第3回大会でも連続優勝。今年の第4回大会では個人戦で寺山選手が優勝、引木選手が準優勝と、3年連続「ゆび王者」の道を歩む、くしろゆび相撲の歴史には欠かせない男達だ。
2人の活動拠点「つるっ子マニア」は、釧路のアイスホッケー実業団チーム日本製紙クレインズのサポーター。寺山チャンプはその代表だ。アツイ応援ぶりがクレインズ戦では欠かせない存在。笑顔は優しいけど大きな体が迫力の引木準チャンプは、クレインズの前身、十條製紙アイスホッケーチームの元ゴールキーパーでもある。そんなパワフルな2人がいざ!東京に乗り込んだ。
スタジオアルタで、くしろゆび相撲?!
内容は「いいとも」金曜レギュラー陣の中で、くしろゆび相撲をトーナメントで戦い、その中の優勝者が寺山チャンプに挑戦するというものだ。スタジオにはもちろん、くしろゆび相撲のオリジナル土俵をセッティング。釧路で行う大会の様子やルールの紹介に会場や出演者から「へ―、そんなのあるんだ―」なんて声も。フムフムPRされてるぞ。
番組レギュラー陣での優勝者はSMAPの草薙剛選手に決定。会場からは女の子たちからキャーキャー歓声が飛ぶ。さぁ、いよいよ釧路から、ゆび王者が登場!「つるっ子」精神は忘れず、衣装はもちろんクレインズのユニフォーム。引木準チャンプの迫力にまずは驚くタモリさん。そして草薙選手こと「ダイナマイト剛」と、寺山選手こと「ライアン寺山」(注釈・ライアンとはクレインズの人気選手のこと)との決勝戦へ。
「次ぎは世界へ羽ばたく一歩」
出発前から「絶対に負けられねぇ!」と意地を見せていた寺山チャンプ。かなりの奮闘ぶりを見せた草薙選手と激戦にはなったものの「さすが」の勝利をしっかり手にし、全国のお茶の間にその姿が映し出された。「東京進出はオレの第一歩。次は世界へ羽ばたく一歩を目指すぞ!」と世界制覇への夢もアツイ。
オリジナルの土俵をったルールで、全国、世界に発信しようと始まった「くしろゆび相撲」の挑戦。まだまだ続くゾ―と強く誓う取材班だった。
広がれ、手と手のふれあい
くしろゆび相撲は、子供たちからお年寄りまで、障がいを持った人も、みんなが手と手をふれあいながら交流を広げられたらいいナという素朴な気持ちでスタートしたのが始まりです。オリジナルの土俵とルールブックは貸し出しOK。ミニ大会の出前もやっています。問い合わせはサカタ090―1644―3855まで。ちなみに、ゆびチャンプの寺山さんには丹頂アリーナで行われるクレインズ戦でバックネット裏観覧席に行くと会えるヨ。クレインズも一緒に応援しよう!
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