あなたの釧路の「大好き」なとこはどんなとこ?もしかしたら通り過ぎているかもしれないこの街のステキなところ、大好きって言える魅力をもっと探しだそうと昨年発足した市民グループ「くしろ大好き!!探検隊」。同名タイトルの釧路市のテレビ広報番組にアイディアを出し、出演もしちゃう。みんながこの街のこと「大好き!!」って胸を張って言える魅力を探しだそうっていう探検隊のみんなに、街をキラキラ磨くやる気を発見!
番組を市民参加の場に
「動物園って歩くスキーもできるはずだよ。雪の中で遊ぼう―っていう企画はどう?」。
会議でキラキラの目で提案するのは探検隊隊員の一人、釧路観光ガイドの会の津山ケイ子さん(54)。「自分が楽しいこと皆にも伝えたい。この街にはステキなところいっぱいあるから」。
番組開始は昨年4月。制作を市民参加の場にもと各種団体の参加で「探検隊」を発足。週に一回放映の番組で市内のアートスポット、釧路のそば、毛綱毅曠建築など隠れた街の魅力をリポートしてきた。今年度も10人の隊員が企画委員となり街の魅力を探検中だ。
12月のとある夜、年明けの番組企画を議論する。「お札も変わったし日銀なんてどう?」とは釧路演劇みたい会の柴田千鶴さん(37)。みたい会ではこれまでに高校生から主婦層まで多くの会員が番組にリポーターとして登場している。「皆、街のPRに参加できたこと、自分も街の魅力を再発見できたことを嬉しそうに報告してくれるんです」と話す柴田さんも嬉しそう。
愛知から本気で探検中!!
「本気で釧路を探検中」とは3年前に愛知県からやってきたばかりの釧路公立大の都築真吾さん(21)。収録場所のほとんどが初めて行くところ。これまで一番釧路を満喫した収録は「乗馬で湿原散策」だ。
その横で「若い世代が最近周りにいないからかなり刺激受けてます」と笑うのは健康体操などのスポーツ指導で活動中の佐藤裕子さん(50)。
若者から刺激受けてます
「雪中パークゴルフ場を作る団体が確かあったはず、あたってみるね」と、さすがスポーツ分野の情報は若者に負けない。
ふだんは文化関係者との交流が中心の、道立釧路芸術館学芸員の福地大輔さん(33)も隊員の一人。「色んな人が街のことを一生懸命考えてること、分野は違ってもこの街が大好きだっていう方向は同じなんだって分かりました」。
チャレンジ隊からも笹本香織(27)、佐々木強(22)が昨年度から参加中だ。ちゃんと役立っているのかちょっと心配しながら探検隊の「大好き!!」マークの笑顔に元気をもらう取材班だった。
くしろの魅力探しちゃおう!!
「くしろ大好き!!探検隊」は毎週土曜日午前11時54分から58分までSTVテレビで放映中。「広報くしろ」にSTVのスピカグッズがあたる番組関連クイズも毎月掲載中。見てネ。
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