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【VOL.25】 市民活動センター編・膨らませたいみんなの可能性!


驚き!女性パワー



8月29日に、釧路市北大通のピンクのビルにオープンした「くしろ市民活動センターわっと」。もう行ってみた?今活動している人や団体、これから何かに挑戦してみたいという人やグループの応援やサポート、そして、誰もが気軽に交流できる、街のネットワークを育てる場所として生まれたんだって。何ができるかは、利用するアナタが一緒に考えるところらしい。そこで、あなたのやる気を応援してくれるのは、どんな人?のぞいてみよう!


 「私ぐらいの年じゃあ市民活動にはもう遅いかしら―と思っていましたけど、60歳以上の女性の活躍がスゴイって分かったのが大きな収穫!」とは、経理兼コーディネーターの山本裕子さん(53)。とはいえ、釧根地区の女子バトミントンをまとめる連盟のリーダーを10年余りも務めた、立派な活動家でもある。

 「参加者が同じ顔ぶれなんで、だんだん年齢層が高くなってきてしまって。新しい、若い人にどう活動の魅力を伝えていくかが課題でした」。 そんな悩み、どの団体 にもあるのでは?スポーツで鍛えたリーダーシップ、ちょっと頼ってみたい。

 コーディネーターの廣島悠作さん(23)は、今春札幌の大学を卒業したばかり。ゼミで2年間NPOを研究してきたが、「理論と、実際の活動は、全然違うって分かりました―」と苦笑いも。

通りすがりの人とも交流



 センターに訪れるのは、市民団体の人ばかりではない。通りすがりの人や、「ここは何?」と覗いていく人たちとも、しっかり交流を深めるのもコーディネーターの大事な仕事だ。
 「ふらっと立ち寄るお年寄りが語る経験談が、すごく面白くて勉強になる。ここで子供たちや他の若い人たちにもそんな話しを聞いてもらえたら、楽しい社会学習の場になると思うんです」。

 同じくコーディネーターの山本菜摘さん(24)
は、英国に1年間留学し、6月に帰国したばかり。英国では、動物愛護の住民活動にも参加。誰もが気負わず当たり前に、何らかのボランティアに参加していることに、日本との大きな違いを感じたそうだが、センターで出会う釧路の活動家たちにも驚きの連続だ。

活動ビギナーも応援



 「一番驚いたのは、多くの人が社会人として仕事も頑張りながら、活動の時間を作っていること」。今、自分も、休日を国際ボランティアにあててみようかと考えているところ。「何かやってみたい」という活動ビギナーのアナタの気持ち、きっと、よく分かってくれる。
 「してあげるのではなく、みんなの可能性を膨らます場にしたい。背中を押すのが僕たちの役割」とはセンター長の普久原涼太さん(33)。
 アナタのやる気どう育てるか、一緒に考えてみませんか?

みんなで活用しよう!



市民活動センターでは、今回紹介したスタッフのみなさんが、いつでも優しく活動相談のってくれるほか、各種団体の情報コーナー、印刷機などを備えた作業室、レンタルのロッカー、ブロードバンド対応の会議室、交流サロンなども用意しています。毎週、金曜夜には、普久原センター長を座長に「わっと市民大学」を開講。運営支援ボランティアも募集中です。みんなで盛り上げよう!問い合わせは22―2232へ。
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