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【VOL.58】 横浜でゆび相撲編・好きになって、鶴見川も釧路も


「すごいよね!去年の分まで晴れてくれたみたいだね」。5月5日こどもの日。まさに五月晴れ。ここは神奈川県横浜市の鶴見川河川敷。流域で自然活動を続ける市民グループ「みどり・川と風の会」が主催する「こども風のまつり」の会場だ。なんとそこに我らがくしろゆび相撲と相棒のエコチャンバラが登場!この巡業の仕掛け人、チャレンジ隊横浜支部の小坂正雄支部長が「ここにもいたよ、スミで輝く人たち」と横浜からスペシャルリポート!


川の中からおいでおいで



「川の中からおいでおいでをするんだよ」と話すのは南長治郎さん(62)。子ども達のカヌー体験コーナー担当だ。「おいでおいで」って何のことかと思ったら、どうやら川の中に捨てられた自転車や古タイヤなどの大型ゴミが、南さんを呼んでいるみたいだ。
 南さんは、ふだんからたった1人で腰まで川の中に入ってはゴミを黙々と引き上げている。真冬だって関係ない。子どもたちをカヌーで案内しながら川床に見える自転車をそれとなく見せていたんだ。そう言えば南さんは、釧路湿原で塘路湖から細岡まで何度もカヌーで往復したことがあるって言ってたよ。鶴見川に釧路ファン発見!

剣道部員、エコチャンバラに奮闘!!




 「集中攻撃くらって疲れちゃったよ。もういやだぁ!」。中三の氣田(けた)元史君(14)は最年少会員。この日は釧路発信のエコチャンバラの担当だ。初体験なのにすぐにこつをつかんでる。なるほど剣道部員だからね。「ごみになるはずの物が遊び道具になるなんスゴイ!」とは同級生の藤波直希君(14)。釧路のアイディア評価されたらしい。「もういやだあ」とは言っても目が笑ってる。病みつきになっていくんだなぁこれが。


川のボランティアがゆびお姉さんに




 相原美香さん(20)は専門学校2年生。「NPO鶴見川流域ネットワーキング」のボランティアなのに、いつの間にか隣の「くしろゆび相撲」ブースがスカウト。もちろん初めてだけどすぐに子ども達に大人気の「ゆびお姉さん」に変身だ。「子どもたちのパワーに圧倒されました。ゆび相撲、とっても楽しかった♪」ってさ。
 ホント、子どもたちが一所懸命遊んでいる時の瞳ってすごいパワーだ。みんなふるさとの鶴見川を好きになってくれるかな。そして、遠く北海道の釧路のことも。



 「こども風のまつり」は「みどり・川と風の会」が河川敷での遊びから子ども達に川に関心を持ってもらおうと12年も続けているイベントです。チャレンジ隊の小坂横浜支部長もこの会の会員。くしろゆび相撲横浜場所はこれで2回目、去年は大雨で中止だったので2年ぶりの開催でした。チャレンジ隊では各種イベントでの活用にゆび相撲台を貸し出しています。あなたも支部を作ってみない?問い合わせはサカタ090―1644―3855へ。
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