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「したきりすずめ」
文・長谷川摂子
絵・ましませつこ
（岩波書店）
798円（税込）
今回、わたしを待っていてくれたのは、入院中の91歳のおばあちゃま本城節子さん。一緒に病院を訪問してくれた小さなボランティアさんは、0歳4ヶ月の福田兼三くん。かわいい赤ちゃんの登場に、おばあちゃまは大喜び。仲良くベットに並んだ2人の枕元で「したきりすずめ」を読んだ。じいさまは山で一羽のすずめを拾い「ちょん」と名付けてかわいがった。でも、ばあさまが舌をハサミで切って逃がしてしまう。ちょんを探して「すずめのお宿」に向かったじいさま。みやげに選んだ小さなつづらを持ち帰ると、中には金銀財宝！それを見たばあさまは欲を出して…。節子さんには懐かしいお話、兼三くんには初めてのお話。でも、一緒に絵本に向かう目の輝きはおんなじだ。ひとつの昔話が結ぶ「ふたつの命」に胸がじんと熱くなった。（田村美菜子）
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おはなしポケット 道辻重子さん にじいろのしまうま 一昨年、阿寒に作者のこやまさんを迎え、会のみんなでこの本の大型紙芝居を作り披露しました。翌年には、歌手の真理ヨシコさんを招きこの本のショートミュージカルも行った思い出の一冊です。 ＊毎週土曜日午後１時半から、釧路市阿寒町公民館図書室で読み聞かせをしています。 |
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おはなしネットぼんぼん 高木まみさん いっきょく いきまぁす 「森のくまさん」から「津軽海峡冬景色」まで、家族で歌って踊って楽しめる一冊。読み聞かせも盛り上がる！昨年、ぼんぼん主催の講演会で作者の長谷川さんが来釧。そのお人柄から、一同ますます大ファンになりました。 ＊読み聞かせサークルのネットワーク。毎月第2火曜日に釧路市立図書館で例会を行っています。 |
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つるいキッズプロジェクト 高橋アンナさん ちいさくなったパパ こどもといっしょに遊びたいパパが星に願いをかけて子どもになり大冒険!!その結末は…。子ども同士が本を読み合ったり、上級生が下級生のために読むのがキッズプロジェクトの読み聞かせ。「ヘタだけど皆の前で読むのは楽しい」とアンナさん（小6）。この本は数人で机を囲んで順番に読んだらいいかも。 ＊毎月1回、鶴居村図書館の「おはなし会」を担当するほか、小学校の読書の時間に訪問。 |
チャレンジ隊が、おすすめの絵本を「読み聞かせ」するコーナーです。
聞いてくれる団体を募集しています。対象は、釧路地域の子どもたち、または親子の活動。紹介した本は、コーチャンフォー釧路店の提供で、各団体に寄贈します。読み聞かせは週末です。問い合わせはチャレンジ隊迄E-mailでお願いします。
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