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地元にずーっと住んでいると以外と知らないこと、転勤族の人たちは素敵なこの街をいっぱい体験しています。この企画は転勤族にお気に入りスポットを紹介してもらうことで、この街の良さを再発見するコーナーです。転勤シーズン到来、新たにこの街に来る人たちにも役立つ情報が満載だよ!!
一昨年夏に釧路に転勤して来ました。飛行機が釧路空港に降りていく時、街を見下ろすと、霧がぼんやりとかかって神秘的。市街地に入ると、霧の中で輝く川沿いの街灯が、ロマンチックでそれは綺麗。着いて二時間で釧路が気に入りましたね。そして食べ物が何でも美味い！手で割れるほど新鮮で実が詰まってた、阿寒のトマトにも驚きましたが、厚岸の殻つきのカキの大きさは「これは受話器かスリッパか?!」と、ホントびっくりしました。
味も絶品！だから、カキを買うためだけに、片道１時間かけて厚岸まで行ってしまうのです。ナイフとポッカレモン持参で、店内ですぐ開けて、かぶりつく！最高ですね。二十個は食べちゃえます。
出身は熊本。大学は東京、前任地は盛岡ですが、全国でも釧路地域ほど食べ物が美味いところはない！。番組にも「ふるさとうまいもの探険隊」ってコーナーを作っちゃいました。おかげで赴任以来、体重は9キロ増量。ただ今、ダイエット中です（笑）。(取材・鎌田薫)
ＮＨＫ釧路放送局・アナウンサー稲塚貴一さん
通称「エーウロコ」。
厚岸町港町50の5、TEL.0153-52-0117
5月末までは午前9時から午後5時まで。
6月から9月までは午後6時まで。
１年中、生カキを出荷しているのは全国でもここだけ！
「特に11月から3月末までは一年で一番美味しいよ〜」とは加藤大将店長。とれたてだよ！
夫の転勤で3年前から釧路で生活しています。今まで北海道内を何カ所か転々として来ましたが、釧路ならでは！と思ったのが娘たちのピアノの発表会の衣装でした。ほかの街では、発表会の衣装と言ってもブラウスにプリーツスカートといった正装程度。でも、釧路ではみんなドレスを着るんですね！すごく驚いたんですが、やっぱり娘にも着せてあげたい。さてどうしよう？と困ってしまって。デパートでは子供のものでもやっぱり高いでしょう？レンタルしても結局買うのと同じぐらいの値段だったりして…。そんな時、ピアノの先生に教えていただいたのが「ぴあどれShop」だったんです。このお店はレンタルの半分ぐらいの価格で、かわいいドレスや小物が手に入るんです。うちの娘たちもすっかりドレスアップできて、いつもの発表会よりも心なしかウキウキ。演奏も無事終了し、ほんとうに助かりました！（取材・田村美菜子）
樋口玉恵さん
釧路市昭和南5-15-10
TEL.090-8429-3902（伊藤）
月曜日と金曜日のみ営業、午前10時〜午後5時
ホームページでも販売しています。 http://www.piadore.com/index.html
女の子なら誰もが一度は憧れるドレスが並ぶ夢のようなお店。種類も豊富、破格の安さ。
「ドレスを着る事が練習の励みになれば！」と小さなピアニストを応援する。
釧路に来て早5年になりました。江別出身なので、こくのある札幌ラーメンが好みなんですが、釧路で気に入ったラーメン店は「博多ラーメンふくちゃん」。化学調味料を一切使わない博多ラーメンもさることながら、去年の秋に新登場した「ラムテリ丼」がすごい！店主ご自慢のオリジナルのタレにつけ焼いた生ラムとレタスの相性がバッチリ。ボリューム満点で、かつラムはヘルシー。一度は食べてみる価値あり！ほかにもメニューは麺類、丼物、セットに単品…とかなり豊富。あと、僕には小さい子どもがいるので、小上がりがあることも重要なポイント。子連れで行けるお店って結構限られるんですが、ここは、店長さんにうちと同じくらいの子がいるからか、あたたかく迎えてくれるんです。食後にキャンディのプレゼントがあったりもして。子どもにとっても優しいお店ですよ！
（取材・中島澄恵）
ワーナー・マイカル・シネマズ釧路主婦阿部幸一さん
釧路市昭和中央4丁目3-5 TEL.0154-51-9841。
平日の営業は午前11時〜午後3時、午後5時〜午後9時半。
土・日・祝日は午前11時〜午後9時。木曜定休。
ラムテリ丼はラーメン付きのセットで998円。
豚の角煮入りの特製博多ラーメン（893円）も人気。
「4月で10周年! 記念キャンペーン思案中です」と、さわやか店長の大日向宏樹 さん！
私が勤務していた浦見町の釧路支庁から米町方面に10分ほど下り、小路を右に曲がったところにあります。外見は一般の民家と何ら変わらず、民宿「休み坂」の小さな看板がなければ見過ごしてしまうでしょう。ここがカレー料理の店「黒魔術」。おすすめは店主の増田さんの人に警戒心を与えない温かい人柄、そしてチキンカレー。
思い出深いのは、ある晩、店に行くと、増田さんが「試作品を食べてくれ」と言うんです。どうやらそのカレーはご家族の晩ご飯。増田さんは「失敗作！」と不満気でしたが、そこはプロの失敗作。美味しかったな―。
今も一年に一度は訪ねています。玄関を開けるとカレーの臭いが鼻をくすぐり、その途端に、平成8年4月から3年と2ヶ月間の釧路の思い出が一度に甦ります。
（本人記/撮影・薗田里恵［じ ゅうスミ札幌支部］）
北海道建設部総務課（札幌在住）佐藤精久さん
釧路市浦見7の1、TEL.0154-41-5503。
正午〜午後8時。月曜定休。
佐藤さんオススメのチキンカレー、野菜たっぷりの極楽スープカレー、野菜カレーはすべてサラダかヨーグルト、シャーベット付きで700円の安さ！希望者にはサソリの標本を無料進呈といういかにも黒魔術なサービスも。
店主のヒゲの増田さんは一度会ったら忘れられない。
オレンジ色が大好きでさ。オレンジのダッフルコートを着て歩いてたら、この店のオレンジ色の看板を見つけて。吸い込まれるようにふら〜っと入ったのが5年前のこと。明るくて楽しいスタッフばかりですっかり馴染んじゃって。それ以来のおつき合いです。思えば高校生の時はパンチパーマにヒゲ。それが今では毎回スタッフと一緒に「キュート」や「スゥィート」をテーマに楽しくスタイルを考えています。仕事柄、初対面の人は必ずひきます（笑）。でも落ちた後は上がるのみ!普通に語っても「おお〜意外とマトモなこというじゃん!」と、ぐいぐい好感度が上がる。これが私のスーパーテク二ック。共同プロデュースは髪ふうせんさんです。
（取材・宿谷ともみ）
釧路開発建設部 道路1課佐藤 嘉高さん
釧路市柳町8-4、TEL0154-31-8133、
平日9:30〜7:00 日祝9:30〜5:00、
火曜・第2水曜定休。
今なら縮毛矯正と専用シャンプー＆トリートメントがついてフェアプライス15.330円（税込）
ちなみに佐藤さんのおすすめは今、話題の形状記憶デジタルパーマ!!
神奈川県出身。釧路に来て4年目です。最初は寂しくてとにかく友達が欲しかったんですが、今住んでいるとこが、不思議と「友達ができるマンション」なんです。ある時、エレベーターにスノーボードを持った青年が乗ってきた。どうやら一人で行く雰囲気。「絶対、転勤族だ！こいつも寂しいに違いない」と思い声をかけると案の定そう。早速、その晩食事を一緒にして以来、下宿友達のような付き合いになりました。宅急便の人に「あんたも横浜か？7階にも横浜出身の兄ちゃんがいて寂しがってるから友達になんな」と言われ、それらしい青年を見つけて声をかけ、これまた友達になったり（笑）。ワンルームなので転勤族が多い様なんです。基本は挨拶。すれ違う人には必ず声をかけてます。寂しいのは自分だけじゃない。誰だって友達はほしいんです。一声で友達の輪は広がりますよ。
（取材・小椋幸子）
裸心プロジェクト相原真樹さん
ヒートボイスのマネージャーとして活躍中の齋藤秀嗣さん（上段）も転勤族で同じマンション。ここで友達になった一人。末広繁華街と釧路川が目の前で「転勤族にぴったりのロケーション」と相原さん。
ロマーヌ釧路第二への問い合わせは松井ビル0154-23-0133。
相原さんのプロジェクトでは、転勤族などの交流の場として月に一度交流会を実施中。詳細はＨＰ、 http://www.rasin.jp/iki_iki.htm で。
僕の場合、すべて思ってたことと反対になってしまうんです（笑）。顕微鏡が嫌いだけど、この仕事ではよく使う。英語は苦手だから使わない仕事をと思ったのに、レポートを書くのによく使う…。進学で東京から札幌へ来て、どんどん北へ…。
この店を知ったのは職場の噂。冬場は閉店！雪が溶けた4月くらいにやっと開店と聞いて、道楽でやっているのかと思ったら、かなり本格的。これも思ってたことと反対でした…。
メニューは、ニラを練りこんだ緑の麺の「若草うどん」と四国から取り寄せた卵を使った「釜卵うどん」。二つセットの「とくとくセット」。材料はすべて有機、無農薬！冬場は材料が手に入らないからやってないみたい。研究所の後輩を「うまいもの食わせてやる」って案内したりしてます。これは思った通りに、美味しくて喜んでいるはずだけどな…
（取材・大石彩佳）
北海道区水産研究所片倉靖次さん
釧路市桜ヶ岡4の8、TEL.0154-92-2503、
4月から営業開始。
午前11時30分開店で、仕込み分がなくなり次第終了！水曜定休。
若草うどん、釜卵うどんは各600円。とくとくセットは700円。神奈川県から釧路に移り住んできたご夫婦は、転勤族とは話題も合いそう。奥さんの明るさで、美味しさ倍増！
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