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じゅう箱のスミ

2005.AUGVOL.08

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チャレンジ隊トシ子ちゃんの  教えて!! じむきょくちょー

裏方の仕事をがんばりたーい!!

Q:「活動メンバーは増えたけど、皆好きなことばかりやって、いやな仕事は全然やってくれなーい!!こうなったらわたしがぜーんぶやるからいーもん」とお怒りのトシ子ちゃん。

A:そこに笑顔で現れたのは釧路交響楽団のマネージャー・今井千鶴子さん。「皆がいやがる裏方の仕事だって、意外と楽しいのよ。わたしは釧路交響楽団ができて27年間、ずーっとマネージャーをやってます。

Q:裏方の秘訣は?

A:いちばんは音楽が好きだから。いつも聴衆の一人の気持ちでいます。
だから演奏については、一切口をはさまないようにしています。
完全に裏方に徹しているの。

Q:どんな仕事してるの?

A:たとえば定期演奏会の宣伝活動。新聞社に出向いて記事にしてもらったり。ただ「定期演奏会やります」だけだとちっちゃな記事になっちゃうので「今回は弦楽器におもしろい人がいるの」って記事の内容を考えて提案して、少しでも取り上げてもらえるようにって。それに運営資金集め。うちはプログラムに広告をとらない主義だから、ポスターを作る費用などはたくさんの人に協力してもらってます。あと、団員からの相談を聞いてあげるのも裏方の仕事かな。20代30代の人が多いから、特に独身の人からはプライベートな相談もありますよ。おかあさんがわりなのかなぁ。でもいつも、こっちがエネルギーをもらってます。

Q:悩みは?

A:転勤などで、せっかく慣れた人がやめていってしまうこと。でも、その代わりに新しい人が入ってくれるのは楽しみの一つかな。それから転勤で遠くにいってしまった人が手紙や電話をくれたり、演奏会を見に来てくれるのがとてもうれしいです。

Q:続けるためには?

A:自分たちの活動に愛情がないとだめ。「やってやってる」って気持ちだったら、不平不満がたまったり、他の人を非難したくなったりして続けられないですよ。後は「演奏会がうまくいった」という感動。感動がなくなったら辞めようと思ってます。それから一番大切なのは自分の本業も一生懸命やること。職場に迷惑をかけたら「そんなことしてるからだ」って思われるから、活動をはじめて、逆に仕事も「ちゃんとやろー」って思うようになりました。みんなが応援してくれるから、わたしも楽団を応援出来るんです。

Q:今後は?

A:30周年まではなんとかがんばりたいです。20周年の時も言ってたんですけどね(笑)。とにかく、ずーっと、いちばんのファンであり続けたいですね。

釧路交響楽団ではメンバーを募集しています。
11月26日には第27回の定期演奏会があります。毎週土曜日に練習をしているので見学希望者はお気軽に。 お問い合わせ:0154-41-8009(今井)へ。


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