E-mail >HOME>じゅう箱のスミWeb>VOL.6>いまどきの内助の功
最近の元気な活動、なぜかどこも男性顔負けにバリバリ活躍する女性の姿が目立つよネ。
そのパワーの源は、きっとそっと支えてくれる強くて優しい見方がいるからに違いない!
そんなイマドキの「内助の功」を探るコーナー。
No.003 木村 渉さん
パワフルな歌声と直球トークで人気の釧路のボーカリスト、クリスティー・木村さんが「あの人なしではステージには立てないの〜」と甘える、優しいパートナー。
クリスティーさん曰く、「若い頃は俳優の石田純一さんソックリ」だったという木村渉さん(50)。15年前、フィリピンから歌手として来釧したクリスティーさんに一目惚れ。7カ月後にスピード結婚した。今も一番のファンを自称。「誇りをもって『主夫業』と『子育て専門員』してます!」と言い切る。
中2の男の子を頭に3人の子どもたちとの5人家族。奥様がリハーサルで帰りが遅くなる時は、仕事の合間を縫って保育園のお迎えにも走ってきた。炊事、洗濯も、この15年ですっかり上達した。「精神的にリラックスしてないといい歌は歌えない。家はオレが守ってるから安心して歌ってこいって思ってます」
ふだんは台所は渉さんのなわばり。でも、クリスティーさんの腕にはあっさり脱帽する。「ザンギなんて子どもたちが『お母さんのザンギだ―』って歓声あげて喜ぶんです。たまにしか作らないのに悔しい!シカの足はさばくし、ニワトリも自分でおろすんですよ。うちのお母さんスッゲーって思いますね―」。
こんなに熱烈な愛情たっぷりのファンがそばにいてくれたら、何だってできちゃうよね。(取材・小椋幸子)
Photo:釧路川に掛かる幣舞橋をバックにMOOの前で、手を繋いで散歩するふたり
「シャープ・ノーツ」
ピアノのMegさんとのユニット。ジャズ、カントリー、オリジナルなどジャンルは幅広い。今年結成5周年、夏には記念イベントも計画中。7月29日には国際交流センターで日本ハムファイターズ道東ファンふれあいイベントにも出演!!「どこでも歌います」というクリスティーさん