このコーナーは毎回、街で活躍する6人の方々に登場してもらい、ひとつの「お題」について語ってもらう企画です。直撃インタビュアーも大募集! |
今月のお題
『これはピンチ』って思ったこと
ここで6カ所目なんですよ、私たちの練習場所。借りていたクラブが続けて閉店したり、人数が急に減って資金的な問題があったり…。毎回ピンチ!って思うんですけど、なぜか必ず次の場所がすぐ見つかって。毎回メンバーの誰かの友達が新しい場所を紹介してくれて。結局は人のつながりに助けられてきましたね。
プライベートの方が「ピンチ!」って思うことがけっこうあったんですけど、その度にJOYOUSに支えられて助けてもらってましたね。歌うこともそうだけど、メンバーがすっごくいい友達だから。皆の絆がとても強いので、多少のことでは折れたりしません。自分たちが思いきり楽しんで、見ている人たちも元気になるような歌をおばあちゃんになってもずっと一緒に歌っていたい。
あ、その時一人お金持ちがいたら、グループホームも作って皆で一緒に暮らせたらいいな(笑)。(取材・古川路子)
スペルを中心にソウルやポップスなどを歌うコーラスワークグループ。メンバーは8人で、現在は週に1回、釧路市浦見町のふくしま医院(6カ所目の練習場所)で活動中。イベントなどで依頼があれば、自慢の歌声を披露します。 |
2年前のこと。研修の企画を任されて「どうせなら」とグアムでの海外研修を思いつきました。JCっていうのは、実は国際的な組織なんですよ。もちろん中標津JCでははじめての試み。
理事会のみんなを「うん」と言わせるためにとてもがんばって綿密な計画をつくりました。旅行会社に何度も連絡したり、現地ともやり取りして。準備万端、いよいよ理事会の3日前のこと。グアムに台風が直撃し、予定していたホテルも交通手段もメチャメチャ。復旧の見込みもなく、せっかく作った計画は水の泡に。
そんな状態で理事会の日を迎え、無駄になった計画書を前に「でも、こんな時だからこそ、率先して被災地へ行って地元のJCを励ますべき。義援金のひとつも持っていくのが本来なのでは」と真剣に訴えました。すると意外にもみんなが賛同してくれ、調整に調整を重ねグアム行きが実現し、町で集めた義援金を持って地元JCともいい交流ができました。(取材・酒田浩之)
中標津JCは今年で30周年を迎えました。ホームページも見てね。 |
子どもたちが家を出て夫婦2人の生活が始まった数年前。夫とコミュニケーションが上手くいかず、ちょっとした言葉を責められていると感じたりすれ違いが続いて、ついイラだったり怒りっぽくなって。すごくすごく悩みました。
そんな時、聖書の「あなた方の口からでる憤りはすべて捨ててしまいなさい」という言葉にこのままではいけない!と思い立ち、信頼できる友人に相談しました。そして神に祈り徐々に自分を見つめ直していくうちに、夫を愛していることを再認識しました。夫にも気持ちを打ち明けました。一人で問題を解決しようとしても難しいって分かりましたね。
イギリスから来て30年余り、釧路で悩みを相談できる友達ができたことが何よりの救いでした。夫とその後?うまくいってますよ、まあまあね(笑)。(取材・田村美菜子)
釧路市桜ヶ岡7の釧路キリスト福音館横のプレハブ小屋で、4歳から小学6年までを対象に毎週日曜午前11時30分から行う日曜学校。ゲームや体験活動のほか、聖書のお話しを物語りとして楽しく解説してくれます。信者ではなくても誰でも参加できる遊びと交流の場です。 |
数年前、子どもたちのキャンプ「わんぱく村」で塘路湖のキャンプ場目指して釧路駅からノロッコ号に乗る予定だった時のことです。団体申し込みしたはずなのに先導してもらえなくて、待っている間に一般客でいっぱいになって乗れなくなっちゃったんです。こっちは子どもだけで70人、スタッフも30人は居たんですよ。せっかく皆、この日を楽しみにしてたのに―とかなりヒヤッとしました。さすがに駅員さんもあわてて、なんとかぎゅうぎゅう詰めで乗せてくれたんですが、釧路駅を出発したのは20分遅れ。
その後のノロッコ号はすごいスピード。「ノロッコ」じゃなかったです(笑)。子どもたちは「ノロッコ号はやーい!」って大喜びで、結果的には良い思い出になったようでよかったです。到着も時間どおりでしたし(笑)。(取材・大石彩佳)
北海道が道内14支庁に設けている、青少年の健全育成、ふるさとづくりなど地域に根ざした活動を行う会の一つ。釧路管内の小中学生を対象としたキャンプ「わんぱく村」を毎夏行っています。子どもたちをリードしてくれるボランティアを募集中。高校生以上。 |
7年前に同居していた姑に認知症が発症したときですね。そのときはすでにこの活動を始めていたので、夫に活動をやめて家で介護をしてくれと言われました。凄く悩みました。そんな時、不登校だった次男が「自分が介護するからやめないで」って言ってくれたんです。週2日ヘルパーさんに来てもらい、他の日は次男が介護してくれました。私は嫁として感情的になってしまいますが、中学校卒業して間もない次男が優しく冷静に介護してくれたので本当に助かりました。
その後息子は通信で大学を卒業し、今はフリースペースでボランティアスタッフとして生徒達の相談相手になっています。息子の悩みがきっかけで始めた活動でしたが、その息子が助けてくれたから、ここまで続けることができました。(取材・高橋良子)
釧路市末広11に設けている不登校やひきこもりの子どもたちの居場所を拠点にさまざまな体験活動などのプログラムの提供、大学生のお兄さん、お姉さんの各家庭への派遣、不登校や引きこもりにかかわる勉強会や講演会の開催などを行っています。活動日は月曜から金曜の午前10時から午後5時まで。 |
10年間東京の商社に勤めていましたが、家業のブティックを継ぐために6年前に帰郷。ぼくが商店街活動に参加するきっかけになったのが2年前の出来事。長い間お世話になっていた問屋さんが倒産してしまったことがきっかけで一気に資金繰りが苦しくなり、創業以来のピンチが。家族で話し合い、店を閉める話にまでなりました。
そんな時に助けてくれたのが兄弟・親戚と長年のお客様、それと商店街をはじめとする周りの人たちでした。カッコつけずにありのままを話したのがよかったのかなぁ。みんな真剣に相談にのってくれて地元の銀行さんも力になってくれました。何とかピンチを乗りきれたのはそんな人たちのおかげだと実感しました。このことがきっかけで時間の許す限り地域のイベントに協力したいと思うようになったんです。(取材・徳本直行)
昨年9月に鶴ヶ岱公園で沢山の地域の商店街が集まって開催され好評だったお祭り、今年も9月11日に予定しています。それに先駆けてイベントのネーミングや実行委員の公募を4月末頃から行う予定です。市民が力を合わせてつくる市民のためのお祭りをずーっと続けていきたい。そんな思いのこもった名前、考えてください。 |
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