チャレンジ隊の人・声・街をつなぐ サクサク情報 おしょーゆマガジン

じゅう箱のスミ

2005.NOV

VOL.06


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チャレンジ隊トシ子ちゃんの  教えて!! じむきょくちょー

人を感動させるいい活動がしたーい!!

Q:市民団体が自主上映する映画を見たトシ子ちゃん。「とーっても感動!!」。会場は大入り満席。みんな口々に「よかったね」という情景を見て、「どうしたら、こんな風にみんなを感動させられる活動ができるのかしら」と考えていると…。

A:「いやいや、どうでしたか?」っと現れたのは、映画の主催団体「くしろシネマパラダイス」の事務局長、岸本聡さん。くしろシネマパラダイスは、「釧路では見れない映画を自分たちがよぼう!」と昨年の4月に発足、今までに3本の映画を上映しました。会員になると3本の映画がただで見られるという仕組みで、現在、約270名の会員がいます。

その1 基本コンセプトを決めよう
トシ子 どんなふうに上映作品を選ぶんですか?
岸 本 ぼくたちはまず「世界各国の映画をよぶ」ということを基本にしているんですよ。だから、地域が片寄らないようにということ は気をつけています。
その2 まずは情報収集
トシ子 情報収集はどうやってるの?
岸 本 専門誌、雑誌のインフォメーションなど、ごく一般的です。集まったメンバーがみんな『映画好き』なのであまり苦労しないで集まります。集まり過ぎるぐらいですね。
その3 作品はまず自分たちの目で確かめる
トシ子 それじゃ選ぶのが大変ですね?
岸 本 集まった情報の中から、みんなで話し合って絞り込む。絞り込んだ映画は、基本的に全部、誰かしらが見てみることにしています。
トシ子 全部って何本ぐらい?
岸 本 前回は10本ぐらい。札幌などまで足をのばして観てるんです。
その4 期限を決める
トシ子 スムーズにきめられるの?
岸 本 映画上映の日までには次回の予告ができるようにと、期日を決めてやってます。配給会社との交渉や案内チラシの作成などの時間も考えると、あまり悩んでる時間はないんです。
その5 共有できるこだわり方をしたい!!
トシ子 気をつけていることは?
岸 本 なにしろみんな『映画好き』なので、個人個人の趣味に走ってしまうとマニアックになってしまう。毎回上映の時にお客さんに書いてもらっているアンケートなんかも参考にして、できるだけ多くの人が望むものをと心掛けています。「名画をよんでほしい」という声もありますが、ビデオやDVDになっているものは避け、あくまで「釧路では見られない」作品にこだわっています。選考の時もみんなその点をよく理解してくれているので、意見の食い違いのようなことはあまりありませんよ。
トシ子 ところで素敵なヘアスタイルですね? 
岸 本 なななっなんですか、突然!!

「そーか、自分もなんだか人を感動させる活動が出来そうに思えて来たぞー」とやる気になるトシ子ちゃんでした。

くしろシネマパラダイスでは会員を募集しています。年会費3,000円で3本の映画が観ることができます。お問合せはTEL.(0154)25-8284 茶寮時代屋まで。


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