人を感動させるいい活動がしたーい!!
Q:市民団体が自主上映する映画を見たトシ子ちゃん。「とーっても感動!!」。会場は大入り満席。みんな口々に「よかったね」という情景を見て、「どうしたら、こんな風にみんなを感動させられる活動ができるのかしら」と考えていると…。
A:「いやいや、どうでしたか?」っと現れたのは、映画の主催団体「くしろシネマパラダイス」の事務局長、岸本聡さん。くしろシネマパラダイスは、「釧路では見れない映画を自分たちがよぼう!」と昨年の4月に発足、今までに3本の映画を上映しました。会員になると3本の映画がただで見られるという仕組みで、現在、約270名の会員がいます。
- その1 基本コンセプトを決めよう
- トシ子 どんなふうに上映作品を選ぶんですか?
- 岸 本 ぼくたちはまず「世界各国の映画をよぶ」ということを基本にしているんですよ。だから、地域が片寄らないようにということ は気をつけています。
- その2 まずは情報収集
- トシ子 情報収集はどうやってるの?
- 岸 本 専門誌、雑誌のインフォメーションなど、ごく一般的です。集まったメンバーがみんな『映画好き』なのであまり苦労しないで集まります。集まり過ぎるぐらいですね。
- その3 作品はまず自分たちの目で確かめる
- トシ子 それじゃ選ぶのが大変ですね?
- 岸 本 集まった情報の中から、みんなで話し合って絞り込む。絞り込んだ映画は、基本的に全部、誰かしらが見てみることにしています。
- トシ子 全部って何本ぐらい?
- 岸 本 前回は10本ぐらい。札幌などまで足をのばして観てるんです。
- その4 期限を決める
- トシ子 スムーズにきめられるの?
- 岸 本 映画上映の日までには次回の予告ができるようにと、期日を決めてやってます。配給会社との交渉や案内チラシの作成などの時間も考えると、あまり悩んでる時間はないんです。
- その5 共有できるこだわり方をしたい!!
- トシ子 気をつけていることは?
- 岸 本 なにしろみんな『映画好き』なので、個人個人の趣味に走ってしまうとマニアックになってしまう。毎回上映の時にお客さんに書いてもらっているアンケートなんかも参考にして、できるだけ多くの人が望むものをと心掛けています。「名画をよんでほしい」という声もありますが、ビデオやDVDになっているものは避け、あくまで「釧路では見られない」作品にこだわっています。選考の時もみんなその点をよく理解してくれているので、意見の食い違いのようなことはあまりありませんよ。
- トシ子 ところで素敵なヘアスタイルですね?
- 岸 本 なななっなんですか、突然!!
「そーか、自分もなんだか人を感動させる活動が出来そうに思えて来たぞー」とやる気になるトシ子ちゃんでした。
くしろシネマパラダイスでは会員を募集しています。年会費3,000円で3本の映画が観ることができます。お問合せはTEL.(0154)25-8284 茶寮時代屋まで。
−VOL.06 表紙に戻る−
Copyright(c)2001-2005 Challenge Network Vollunteer Action All Rights Reserved.
|