「はれぎを きた12ひきの ちびねずみ」
白井三香子・作 黒井健・絵(学研)1,260円(税込)
今回は、特別養護老人ホーム百花苑を訪問。「百花苑2丁目1番地」のホールに集まってくださった笑顔がステキなおじいさんおばあさん達を前に絵本を読んだ。ねずみの赤ちゃんが生まれたお祝いパーティーに、あなぐまおばさんや森の動物達が招待されるお話。ねずみの子ども達はなんと12ひき。子ども達が登場するページはとても可愛らしく、そしてつい笑顔になってしまう場面だ。なぜなら…それはもちろん読んでみてのおたのしみ。
きれいな絵と、わかりやすい内容だからこそ、見る人、一人一人のとらえ方は様々だと思う。
百花苑の皆さんの中には絵本を手元で眺めて「すてきねー」と言う方がいたり、ちびねずみの絵に黙ってじーっと目を凝らす方もいた。そして、私の訪問を皆さんがとても喜んでくれ、涙を流して手をとってくださる方までいたことがとても嬉しく、もっとたくさんの本を、もっと多くの方達に知ってもらえたらいいなぁと思った。ほのぼのと優しい気持ちになるこの一冊、ぜひ手にとって読んでいただきたい。(高橋由美)
チャレンジ隊が、おすすめの絵本を「読み聞かせ」するコーナーです。
聞いてくれる団体を募集しています。対象は、釧路地域の子どもたち、または親子の活動。紹介した本は、コーチャンフォー釧路店の提供で、各団体に寄贈します。読み聞かせは週末です。問い合わせはチャレンジ隊迄E-mailでお願いします。
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