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じゅう箱のスミ

2005.NOV

VOL.05


E-mail >HOMEじゅう箱のスミWebVOL.5>釧路新聞のその後
あれからど〜なったの? 釧路新聞のその後

“じゅう箱記者”が追う、新聞記事のそれからの話し―

まごころ、カートに載せて1年。

始めてほぼ1年が経つ釧路赤十字病院ボランティアクラブの入院病棟への配本サービス。蔵書は今では2千冊以上に。実は戻ってこない本もずいぶんあるそうだが「それだけ本が好きならいいかな」(女性ボランティアさん)と、とってもおおらか!
ある50代の女性の患者さんは「ボランティアさんが薦めてくれる本を読むので、ふだんは読まないのが読めてありがたい」。別のおばあちゃんは「病室のテレビを見るとけっこうお金がかかる。本を持ってきてもらえて嬉しい!」。今やなくてはならないサービスになった。
大切にしているのは患者さんとのコミュニケーション。「あの人にはこれなんか面白いかもしれないな」とあれこれ考えたり、「今日は具合はどうですか?」とさりげなく声を掛けたり、患者さんの数だけふれあいがある。
「退院した患者さんが外来で病院に来た時に『いるかな?』ってわたしを探してくれることもあって、嬉しいんです」とは、ボランティアクラブの永田政允会長。本をたくさん載せたカートには、きっと人と人とをつなぐあったかさも乗っているにちがいない。。(及川義教)

病院ボランティア募集中!!釧路赤十字病院ボランティアクラブではこの他、外来患者さんへのサポートなども行っています。新規会員と、配本サービスへの図書の提供を呼び掛けています。
問い合わせは:釧路赤十字病院 地域医療課 0154-22-7171


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