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じゅう箱のスミ

2005.NOV

VOL.05


E-mail >HOMEじゅう箱のスミWebVOL.5>トシくんの 教えて!! じむきょくちょー

チャレンジ隊トシ子ちゃんの  教えて!! じむきょくちょー

活動を多くの人に知ってもらいたーい!!

Q:なんとか活動を始めたトシ子ちゃん。でも、誰も関心をもってくれません。
「さびしーっ!」どうしたらみんなが関心を持ってくれるのか悩んでいると…。

A:「ぼくといっしょに考えよう!」っと現れたのは、昨年8月にできたばかりの会「イルファー釧路」の事務局長、須藤隆昭さん。
イルファー釧路は、ILFAR(稲田・ラング エイズ研究財団)というニューヨークに本部があるNGO。ケニヤ・ナイロビにいってHIV染者・エイズ患者の無償医療活動をしたり、エイズについての啓蒙活動をする団体だ。
「なんとなく難しくて、とっつきにくい活動だ」っと思いきや、11月に釧路支部の結成を記念して行われた、イルファー主宰・稲田頼太郎さんの講演会では定員300名の会場がいっぱになった。とくに「エイズのイベントは人が集まらない」というのが一般的なのに。

Q:どうして?

知ってもらうための五ヶ条

その1 来てほしい人を明確にする
トシ子 どんなふうに呼び掛けたんですか?
須 藤 この講演会をすることが決まって、ぜひ地域の若い世代に聞いてもらいたいと思ったんです。あまり知られていないんですが、釧路は10代の性感染率と中絶率の割合が全国でも飛び抜けて多いんです。「釧路を日本のケニアにしてはいけない」。とくに医療や保健に関わる若い人たちに聞いてもらいたいと思いました。
その2 案内は直接手渡しで
トシ子 具体的な宣伝方法は?
須 藤 それで看護学校などに行って、学生さんにチラシを直接渡したりしました。置いてもらうだけだと、手にとってもらえないから。
その3 関心のある層は同じ
トシ子 なーるほど。他に工夫したことは?
須 藤 あとは他の講演会や映画会などで、これも手渡しさせてもらいました。どんなジャンルでも、講演を聴きにくる人たちっていっしょだったりするのでね。
その4 真剣であること
トシ子 たいへんでしたか?
須 藤 この会はぼくを含めて3人で立ち上げたんですが、ひとりは毎年ケニアへ行き、現地のすさまじい現状を見ていますし、もう一人は以前、旭川でエイズの活動をしていた人間。ぼくも一昨年ケニアに行き、自分がキャンプを体験して、もっとたくさんの人に見てもらいたいと思いましたし、世界のエイズの状況や日本のエイズへの関心が薄いことを知って、本気で危機感を持ちました。だから、“よかったら来て下さい”じゃなくて“絶対に来て聴いてほしい”って気持ちなんです。
その5 悩んでる暇はない!!
トシ子 悩んだりしませんでしたか?
須 藤 実はこの講演会、「結成1周年にでもできたらいいなぁ」という予定だったんです。ところが稲田さんから「釧路に行ってもいい」と連絡をもらって、急いで準備したんです。「人が集まるかなぁ」なんて悩んでる暇はなかった。それがよかったのかもしれませんね。

「よーし歌うぞー」っとがぜん“やる気”が湧いてきたトシ子ちゃんでした。

イルファー釧路では、会員を募集しています。会費は一口3,000円で何口でも可。
お問合せは:(事務局)0154-39-2589
ホームページも見てね。http://bsystem-jp.com/ilfar946/

ボランティア情報の問い合わせは
 ボランティアネットワーク・チャレンジ隊 E-mail:jubako@web-p.jp


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