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じゅう箱のスミ

2004.SEP

VOL.03


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あれからど〜なったの? 釧路新聞のその後

“じゅう箱記者”が追う、新聞記事のそれからの話し―

7月18日の「くしろシネマパラダイス」の第1回自主上映会「北京ヴァイオリン」には、235人もの映画ファンが足を運んだ。

「100人もくればいいと思っていた」とは岸本聡事務局長(34)。「本当に観たいと思ってくれる人のための上映会に」との思いから、あえて組織に頼った券売や、運営スタッフにノルマを求める券売方法をとらなかったため、多くの集客は見込んでいなかったが、遠くは根室市や別海町からも、映画ファンが駆け付けた。いわゆるメジャー作品ではなくても、良質な作品を上映しようと動き出した市民活動への、ファンの期待を伺わせた。

11月3日には、アフガニスタンの問題作「アフガン零年」を。来年3月には、本格的な35ミリ映写機で上映会を!と意気込むが、現在、市内の公共施設には35ミリ映写機がない。他団体も含め、高額の料金で札幌などからレンタルしなければならず、自主上映会開催の大きな壁となっている。そのため『シネパラ』では、釧路市に35ミリ映写機の設置を求める署名活動を始め、すでに400人を越える署名が寄せられている。

映画館が市内から姿を消した中、銀幕復活を目指す市民のささやかな呼び掛けが大きな実を結ぶことを願う。(及川義教)

35ミリ映写機設置に、署名400越える!!

第一回上映会受付にて くしろシネマパラダイスのメンバー


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