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じゅう箱のスミ

2004.JUN

VOL.02


E-mail >HOMEじゅう箱のスミWebVOL.2>お題でドン!

ガンバル人に聞いちゃいました お題でドン!

今月のお題

活動で変わったことは?

合唱団アンラコロ 中尾千秋さん

50代以上の人たちが中心。わたしは17歳で10代は友達と2人だけ。ある時、アンラコロのみなさんが「さくら」や「どじょっこ、ふなっこ―」っていうのや、昔の曲を歌うのを聞いて、小さい頃はこういう曲を歌っているけど、中間のわたし達は流行の歌しか歌わないことに気づいた。どんな世代にも通じる歌を歌いたいと思い入りました。年上の方たちの中で活動するようになり、社会に目を向けるようになりました。例えば、前は戦争のニュースを見ても何も感じませんでしたが、合唱団で年輩の方からたまにポロっと出る戦争体験談を聞くうちに、身近な問題に思えてきて、平和についても考えるようになりました。みんなが心を一つにして楽しめる歌を、沢山覚えたいです。(取材・木村朝日)

現在、団員は24人。中尾さんが入団したのを機会に、若い人にも、気軽に参加してほしいと、優しいおじさん、おばさんたちが待っています。年に数回の発表会のほか、偶数月の18日夜、北大通の喫茶リリーで「うたごえ喫茶18番」も行っています。毎週月曜日夜7時から浪花町十六番倉庫で練習しています。
問い合わせ:伊藤

釧路演劇集団 本間敦さん

一昨年秋に始めたばかり。本業は歯科医で、仕事が終わったら食べて寝るだけの毎日でした。知人に誘われ、けい古を見学してはまった。練習なのに笑っちゃう芝居、それに終わった後の団員さんとの雑談が楽しくて、この人たちと舞台で会話してみたいと思った。芝居を始めて少し積極的になったカナ。今まで仕事関係以外では、同級生くらいしか交流がなかったので、銀行や市役所の人、主婦など色んな世界の人達と過ごすのがすごく楽しい。今は「治療中にセリフが出たらどうしよう」って思うことも。目標は、自分では絶対になれない、「悪い男」を演じること。(取材・小椋幸子)

設立31年のベテラン劇団ながら市民参加劇の上演など、素人にも舞台体験の機会を提供し続けているのが特徴。目下、10月上演の「結婚という冒険」(作・ジェームス三木)に向け新団員を大募集中。初心者歓迎、18歳以上。週に2回新富士のけい古場で、気のいい団員たちが練習してます。
問い合わせ:尾田

つるいキッズプロジェクト 門脇淳一さん

ごみ拾いや読み聞かせなど、子供たちとの交流を中心に、積極的にふれ合いの場へ参加するようになりました。たくさんの人と接することで、知りたいことが増えてきたんです。もともと人とふれ合う事は好きだったのですが、「自分は暗いんだ」という思い込みがあり、少し引いていた部分がありました。そんなある日、参加した子供たちとのごみ拾いで、明るい子供たちの中に一人、しょぼんとして自分をうまく出せない子がいたんです。その子に共感してしまい「彼のような子にもっと前へ出てもらうために自分がそばにいてあげたい」と思うようになりました。そこで今、幼稚園の先生に転職しようと、勉強を始めています。子供たちとのふれ合いがあったから、本当にやりたいことが見つかりました。(取材・小森大輔)

鶴居村のお母さんたちが「子どもと一緒に大人も楽しもう」と地元お寺を使った「人間は入れません」仮装ハロウィンパーティーや、小学生も読み手として参加する絵本の会をなど企画。6月27日に「親子DE湿原ゴミ拾い」を開催。参加大募集中!!
問い合わせ:さくらこ

芸術館ボランティアの会SOA 村山敦子さん

活動を始めて3年目。広報部に入り、この会で覚えたパソコンでポスターを作ったり、取材にも挑戦して、広報誌づくりに参加しています。一番変わったことは、子育てと家事だけの毎日から、自分の時間を持つようになったこと。それは、結婚で釧路に来てからの19年間家事に専念していたわたしにとって大きな変化。子育てが終わる前に、母親や妻としてだけでなく、自分個人としての人間関係、社会でのあり方の土台づくりをした方がいい―ということが分かってきました。まだ子育てが忙しい時期に活動を始めたので、最初は両立に戸惑いましたが、喪失感を持つ前にそのことに気付けたこと、また会で出会った人生の先輩たちから沢山の助言をもらえたことが、これからの生き方を考えていく一歩になった気がします。(取材・大島静代)

市民参加で芸術館の活動を盛り上げようという会。図録、絵はがきなどの販売、喫茶部、村山さんが所属する広報部などの活動があります。芸術と身近にふれ合えることも魅力。主婦や会社員、退職後の方など層も幅広く、ユニークなメンバーが多いのも特徴です。会員募集中。
問い合わせ:大竹

地域ふれあい友の会 田村重市さん

仕事で立ち寄る老人施設で、お年寄りに和楽器の演奏を楽しんでもらおうと思い、活動を始めてから5年が経ちました。
最初はどんな曲が喜んでもらえるのか解らずに、失敗することもありましたが、今では釧路管内の各施設を年に25回ほど訪れています。私の好きな和楽器をもっと多くの人に楽しんでもらいたくて、3年前からは小学校のクラブ活動の一つとして三味線などを教えに行くようになりました。和楽器を通して人の輪がどんどん広がり、様々な団体との交流も増え、「人」の関係に深みができたように思います。今では、次の構想が次々とふくらみ、それに負けないようにさらにパワーアップする事が楽しみでもあり目標です。(取材・風早敬子)

和楽器の演奏や落語などを地域のお年寄りに楽しんでもらう活動のほか、和楽器を通した地域のコミュニケーションなども企画。現在22歳〜60歳までの11名で活動しています。公演依頼も随時受けつけています。
問い合わせ:田村

ダンスチームBLAZE 松田愛可さん

高校1年の頃、学校祭で先輩が踊ったヒップホップを見て、胸がズキューンって打たれました。とにかくかっこ良くて、小学2年から習い続けたクラシックバレエをやめてチームに入りました。厳しい指導者で練習はキツかった。でも自分にはダンスしかないと思い、昨年の夏、アメリカのロスに仲間と2人で行きました。勉強するつもりが、向こうはレベルが高すぎて、目からウロコどころじゃなかった。もっとうまくなろうって気合い入りましたね。チームに入って2年半。プロを目指して6月には東京に行きます。資金はバイトで貯めてます。バックダンサーやプロモーションビデオ出演とかの仕事をもらえるのはほんのひと握りの厳しい世界。でも、夢だから、頑張りたい。それまで知らなかった新しい世界を知ったことが一番変わったこと。(取材・高田薫)

初心者もOKの一般コースは毎週火曜日、上級編プロコースは毎週木曜日、共に午後7時から、サンアビリティーズくしろで練習しています。小学生や中学生もいます。
松田さんは6月18日に釧路で大会に出場予定です。
問い合わせ:松田

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