Q:チャレンジ隊のトシ子ちゃん、今日はボランティア仲間と野外パーティに。食べて飲んで騒いだ後はお片付け。ゴミを分別していて、ふっと思うことは、「資源ゴミって言うけど、あまり実感がわかない」ってこと。「本当にリサイクルされてるの?」それにこの大量の割り箸、「燃えるゴミ」にしちゃうにはなんだかもったいないような気がするし…。
A:その割り箸はリサイクルできるよ」と割り箸を握りしめて思いにふけるトシ子ちゃんにやさしく話し掛ける、チャレンジ隊サカタ事務局長。割り箸のリサイクルって? 教えて!じむきょくちょー!
「割り箸回収運動」をしているのは王子製紙株式会社。全国にある工場で行われていて、釧路工場でも97年から回収しています。ゴミになっている割り箸をふたたび紙として再利用するという活動。「ゴミを減らすと同時に、この運動を通してリサイクルに少しでも関心を持っていただければ」とは環境管理室の中嶋忠雄主任。そんな思いが少しづづ広がり、昨年は17tの割り箸が回収されました。約666gでティッシュ1箱に再生されるというから、年間25,500箱のティッシュが再生されたことになります。
回収方法は
段ボールに割り箸を極力空間がないように詰める。(段ボールは古紙リサイクルとなる)特に汚れてなければ洗わなくてもかまいません。郵送か、直接釧路工場に持って来てくれても結構です。(工場入口の受付で「割り箸を持って来ました」と言うと割り箸置き場を教えてくれます)
学校や企業、飲食店などが中心に割り箸回収に参加しているそうです。例えば、市内にあるガソリンスタンド大栄商事では、5年前から割り箸回収をはじめ、今や割り箸の中継地点となり、地域の高校や商店街、給油のついでに持ってくる個人も含め、月に段ボール100個以上の割り箸が集まるそうです。「自分では運んで来られない方が、タクシーに割り箸だけを乗せて届けてくることもあります」と源英二所長代理。
こんなに身近に、誰にでもできて実感できるリサイクルがありました。
あなたも今日から“ちょボラ”っと始めてみませんか?
問い合わせ・王子製紙株式会社釧路工場環境管理室
〒084-0917釧路市大楽毛3-2-5 TEL.0154-57-5165
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